JPバンクカードはお馴染み「ゆうちょ銀行系のクレジットカード」です。
別名、「ゆうちょクレジットカード」とか「郵便局クレジットカード」とも言われています。
クレジットカードとしては我々がよく利用している「郵便局」のクレカだけに気になりますよね?
JPバンクカードはゆうちょ銀行系列だけに、銀行系のクレジットカードでもあります。
一般的に銀行系クレジットカードは審査基準のハードルが高く厳しいという認識を持つ人が多いですね。でもこのJPバンクカードは審査が厳しいでしょうか?それとも甘い?
またJPバンクカードは「JCB」、「VISA」、「MASTER」の3つの国際ブランドを選べます。
それぞれの国際ブランドによってカードの審査難易度が変わるのでしょうか?
またJPバンクカードの上位カードであるJPバンクゴールドカードの審査基準は??
ここでは、ゆうちょ銀行クレカであるJPバンクカードの審査基準を徹底的にリサーチした上でズバリ判定致します。
これからJPバンクカードを保有したいと思っている人は是非参考にして下さい。
JPバンクカードの審査基準は?~ゆうちょだけに銀行系クレカの審査難易度?
JPバンクカード(ゆうちょクレジットカード)の審査基準は果たして甘いのでしょうか?
それとも厳しいのでしょうか?
巷のクレジットカード比較サイトや、クレジットカード紹介サイトなどでは『JPバンクカードは銀行系クレジットカードだから審査は厳しいですよ!』と解説している所が多いです。
確かにJPバンクカードは銀行系のクレジットカードです。
郵便局のイメージを持つ人が多いですが、「ゆうちょ銀行」が発行するクレジットカードなので列記とした銀行系クレカです。
ただ銀行系のクレジットカードだからといって、一括りに「審査が厳しい」と言い切ってしまうのはいかがなものかな?と私は思うのです。
なぜなら日本には銀行系クレジットカードは沢山の種類がありますが、全ての銀行系クレジットカードが審査が厳しい訳ではありません。
中には信販系とさほど変わらない審査難易度のクレジットカードもあります。(ミライノカードとは三井住友VISAクラシックカードとか)や、流通系とさほど変わらない審査基準の甘い銀行系クレカもあります。(AmazonクレジットカードやBooking.comカードなど)
ではJPバンクカード(ゆうちょクレジットカード)の審査基準はどうなのでしょうか?
私はJPバンクカードの審査難易度は普通レベルだと思います。
審査が甘いというわけではありませんが、かといって厳しいというわけでもありません。
標準でしょう。
信販系クレジットカードに毛の生えた程度の審査基準と取得難易度だと思います。
他の銀行系クレカの難易度と比較すると、JPバンクカード(ゆうちょクレジットカード)は、三井住友VISAクラシックカードやJCBプロパーカードと同レベルの審査基準です。
実際にJPバンクカードのVISAとMASTERブランドのカードは審査は三井住友カードが請け負っております。
一方でJPバンクカードのJCBブランドは、JCB株式会社が請け負っております。
だからそれ位のレベルの審査難易度と思って間違いないでしょう。
まとめますと・・・・JPバンクカード(ゆうちょクレジットカード)の審査難易度は「信販系、プロパー一般カードと同レベルで審査は甘くもないけど厳しくもない普通レベル」ということになります。
JPバンクカード ゴールドは審査が甘い?~取得難易度を斬る!
ところでJPバンクカードにはゴールドカードもあります。
その名もJPバンクゴールドカードです。
ゴールドカードだけに、一般のJPバンクカードよりも審査基準は多少厳しくなるのは言うまでもありません。
ちなみにJPバンクゴールドカードの申し込み資格は・・・
『満25歳以上で安定した収入のあるお客さま、日本国内にお住い(ゆうちょ銀行へのお届け住所が日本国内のお客さまに限ります)のお客さま』
・・・・となっております。
つまり25歳以上でないと申し込みも取得も出来ません。
取得難易度は他のゴールドクレジットカードと比較すると、「三井住友VISAゴールド」、「JCBゴールドカード」位のレベルだと思います。
25歳以上で、サラリーマン(正社員勤務)で年収が300万円以上あれば取得できるかと思います。
ただアルバイトやパートの方は取得は厳しいと思います。
一番手堅い方法はまずはJPバンクカードの一般カードを取得して1~2年カード修行(取引実績)を積んで、JPバンクにゴールドカードのアップグレード申請をするのが良いかと思います。
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JPバンクカードに申し込んでも審査が落ちる人、取得がなかなか出来ない人は以下の問題があるかと思います。
⇒信用情報に問題有り!
これはJPバンクカードだけに限らずクレジットカードの審査全般で過去の信用情報を重視します。
JPバンクカードはCICとJICCの両方の信用情報機関に加盟しておりますので、いずれの履歴が健全であること(支払いの遅延など無い事)が必要でしょう。過去に事故歴、ブラックリストなどあると審査は通らないです。
⇒連続申し込みをしてしまった
短期間で連続してクレジットカードやキャッシングの申し込みをしてしまうと信用情報機関に申し込み履歴が残ってしまうので審査に不利です。出来るだけ3カ月間位は多くのクレカに申し込まないようにしましょう。多重申し込み、連続申し込みをしてしまったら3ヵ月~6ヶ月位待って申し込み履歴が消えてから再度申し込みチャレンジしましょう!
⇒在籍確認が取れない
いわゆる職場に電話をかけて本当に申込書の記入通りの職業に就いているかどうかをカード会社が確認する作業です。その時はカード名を名乗らず個人名で電話がかけてくれます。最近では在籍確認の電話をしないカード会社も増えましたが、かかってくることもあるので申し込み時の職業、勤め先の嘘記入はしないようにしましょう。
⇒消費者金融、カードローン、キャッシングなどで借金をしている
消費者金融やカードローン、キャッシングなどの無担保ローンで借金をしていると返済能力が減退するのでクレジットカードの審査に不利となります。特に何件も借金をしている人間は貸し倒れリスクが高いのでカード会社も審査を通したがりません。借金は減らすか無くすかしてから申し込んだ方が審査通過率が高いです。
⇒収入が安定していない
JPバンクカードは銀行系クレジットカードなので流通系クレジットカードほど審査が甘くはありません。したがってアルバイトやパートなどの非正規雇用者の審査通過率が低く不利です。出来れば正社員、公務員、運営歴の長い自営業の方など毎月の収入が安定した人が申し込んだ方が審査通過率が高いです。
JPバンクカードの審査は遅い?!カードがなかなか届かない?
JPバンクカードのデメリットでもあるのですが、カードの申し込みから審査、カード到着まで日数がかかります。申し込みから3~4週間かかるケースが多いです。
急いでクレジットカードを欲している人にとってはJPバンクカードはあまり適さないです。
即日~数日の短期間でクレジットカードが欲しい人はエポスカード、エムアイカード、アコムACマスターカード、セゾンカードなどを選択した方が良いですし、そちらの方が審査通過率も良いです。
JPバンクカードETCカードの審査って甘い?
JPバンクカードを持っている人はETCカードを付帯することも可能です。
JPバンクカードの申し込みと同時にETCも追加申し込み出来ます。
ETCカードの審査そのものは甘いというより、簡単に取得できます。
つまりJPバンクカードのクレジットカードの審査に通ってしまえばETCはほぼ確実に取得できます。
普段、車に乗ることが多い方、有料道路、高速道路を利用する方はETCカードも合わせて申し込みしましょう。
JPバンクカードのETCカードは年会費も無料です。
またETCカード利用毎にポイントも付きます。
JPバンクカードJCBブランドの審査は甘い?厳しい?メリット、デメリット
JPバンクカードはJCBブランドのカードを選択することが可能です。
ではJCBブランドのJPバンクカードの審査基準は甘いのか?
それとも厳しいのか?
JPバンクカードのJCBブランドの審査は株式会社JCBが行っているのでJCBプロパーカードの審査基準に準拠します。
JPバンクカードJCBの審査基準は普通レベルです。
流通系クレジットカードよりやや厳しめと言った感じでしょう。
普通に働いていて過去に事故歴や延滞歴が無ければ審査に落ちることは無いです。
ただフリーター、パート、アルバイト、期間工、派遣の方には審査が厳しいです。
(JPバンクカードJCBのメリット)
・入会3ヵ月はポイントが3倍
・年間20万円以上の利用でポイント3倍
・海外利用でポイント2倍
・セブンイレブン、スタバ、の利用でポイント優遇
(JPバンクカードJCBのデメリットは?)
・JCB特約店でしかカードが利用できない
JPバンクカードVISA、MASTERの審査は甘い?厳しい?メリット、デメリット
JPバンクカードはVISAかMASTERブランドのカードを選択することも可能です。
JPバンクカードのVISA、MASTERブランドのカードの審査は三井住友カードが請け負っております。
従って、審査基準は三井住友カードに準拠します。
三井住友カードの審査基準は銀行系の中では標準レベルです。
審査が厳しいというわけでも無いですが、甘いという分けでもありません。
普通に働いていて毎月安定収入があるサラリーマンの方なら簡単にゲット出来ます。
アルバイトやパートの方は少し審査ハードルが高くなり審査通過率が下がります。
過去に延滞歴や事故歴など無い事が望ましいです。
(JPバンクカードVISA、MASTERブランドのメリット)
・入会3ヵ月はポイント還元率が3倍
・海外でポイント還元率が3倍
・ファミリーマート、イオングループの店舗でポイント3倍
(JPバンクカードVISA、MASTERブランドのデメリット)
・特にデメリットは見当たりません。
・国内、海外共に使えるクレジットカードです。
JPバンクカードの審査口コミと評判の一覧
JPバンクカードの審査基準をより正確に知るためには審査口コミを見るのが一番です。
実際にJPバンクカードに申し込んで審査に通った人の属性と審査に落ちた人の属性を総合して審査難易度をより精緻に知ることが可能。
私も、JPバンクカードの審査口コミを色々リサーチしてみました。
リサーチの結果以下の口コミが集まりました。
⇒JPバンクカードの審査に通っている人は会社員(正社員のサラリーマン)が多い
⇒JPバンクカードの審査に通っている人で意外に自営業者も多い
⇒アルバイトやパートなどの非正規雇用者の方はJPバンクカードの審査に落ちている人が多い
⇒でもアルバイトやパートの方でもJPバンクカードの審査に通っている人は少しいる。
⇒学生はJPバンクカードの審査が通りやすい。
・・・・以上、口コミを見ると「サラリーマン(正社員)」、「学生」、「会社経営者」が審査に有利ということになります。
ご参考なまでに・・・。
JPバンク デビットカード(郵便局デビットカード)
JPバンクカードの審査がどうしても通らない場合は、JPバンク・デビットカードを取得するという手もあります。
デビットカードなので無審査で確実に取得が可能です。
ちなみにJPバンク・デビットカードは『J-Debit』というカード名です。
ところで、この 『J-Debit』 はデビットカードの中では極めてマイナーなカードです。
JCBやVISA、MASTERの国際ブランドも付いておりません。
最近ではどこの銀行でもデビットカードのサービスが付いていてVISAやJCBなどの国際ブランドが付いているのに比べて少し使い勝手が悪いですね。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを店のレジで出して 『J-Debitで支払いお願いします』と言えばOKですが、利用できる店舗も限りがあります。
利用できる店舗例を取り上げますと・・・
・ローソン、ドンキホーテ、大黒屋、西武百貨店、阪急百貨店、小田急百貨店、京王百貨店、大丸、松坂屋
ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、PC DEPOT、ラオックス、パレスホテル、リーガロイヤルホテル東京、コスモ石油などです。
また 『J-Debit』を使ったからと言ってポイントが付くこともありません。
他銀行のデビットカードは最近はポイントもしっかり還元されるのに、それに比べるとお得感はありません
そんな訳で、デビットカードを使うならば 『J-Debit』よりも、GMOあおぞら銀行VISAデビットカード、ジャパンネット銀行VISAデビットカード、三菱UFJデビットカード、楽天銀行デビットカード、住信SBIネット銀行VISAデビットカードなどなど他にも色々な魅力的なデビットカードがあるので、そちらを使ったほうが良いかなぁと私は思います。
貴方がゆうちょ銀行をメインに使っていて、「どうしてもゆうちょ銀行のデビットカードが必要だ!」というならば 『J-Debit』を持つのも良いでしょう。
ゆうちょ銀行の窓口で申し込んでみましょう。